sound of freedom
サウンドオブフリーダム、を10月のはじめに観てきました。アメリカで最初に上映が予定されてから一度上映中止となり5年間も上映するまでに時間がかかってしまったという作品です。上映の映画館が少なかったので急いで観に行きましたが、思っていたよりロングラン。関心のある人が多いってことだし、映画館側も使命と思って続けてくれてるのかなと思う。
テーマは児童の人身売買や性奴隷についてで、実話を元に作られたとのこと。映画が良く出来すぎててフィクションに思えるくらいでしたが、実際に子どもたちを助け出したときの映像も流れていました。この時代に日本から飛行機で1日かからないで行ける距離のところで戦争が起こっているという現実もあって、どんなに奇妙なことがあっても嘘とは言い切れない歪んだ世の中。日本のマスコミも歪んでるし。洗脳って気づかなく洗脳させるのが洗脳だもの。きっと、まだまだ私の頭の中も洗脳されてるところがいっぱいあるんだろうなー。
アメリカの政権が変わることで、怖くて悲しい思いをする人がいなくなって欲しい。世の中の価値観が変わってほしい。映画を見て思ったけど、人がお金になるって事自体を問われるのかなとも思った。私もサービス業の一部だし、子供が商品になるっていう非常識さと同じにするのは違うとは思うけど、資本主義の限界も感じるし、社会主義のように一部の支配者が民を扱き使ったり部品のように扱うのもだいぶ違う。なんかそのカテゴライズ自体に限界を感じたり。
エンタメとしても素晴らしい映画なので多くの人の目に留まりますように。