3/19〜20の出来事

今週は久々の感覚を味わうことができてとても気持ちがほっこり。
いつも個人セッションなり雇われのグループクラスなりオンラインクラスなりお仕事できることはとっても感謝なんだけど、突如として受講者の人の表情や体の変化をみて、心震えるほどの感動がやってくることがあるのです。突然吹く春風っていうか、生暖かい気持ちの良い風のようなものを感じることがあるのです。

お仕事と向き合う上で、よく「好きなことを仕事にする」とかあるけれど、たしかに好きだし興味のあることが仕事になってるのはとってもありがたい、でもいつもモチベーションを保ててるかってきかれたらぜんぜん違うし、いろいろ傷ついたり疲れたり「やっぱりすきじゃないのだろうか？」って考えてたりするのです。でも、考えてみたらOL時代に情報処理の勉強も三日坊主、CADも資格はとったけど言われたことしかできない、頑張れと言われても興味のないことに情熱を注ぐことができなくて「私は変なんだろうか？」とよく考えてました。なので、どうせ同じ頑張るのなら「興味があることなら頑張れる」っていう理由で今の流れになったのだ！と今思い出した。

で、今週は世の中もいろいろなことがありました。人間を動物に例えたショーを五輪で行うと提案した人が大批判されるとか、映画「ミッドナイトスワン」が日本アカデミー賞の最優秀作品賞に選ばれるとか。映画自体は、大きな映画館にめったに行かない私が、「バレエが描かれているのと演技の上手な草なぎ剛さんが出る」という理由で見に行った映画。トランスジェンダーの方とも以前プライベートでお酒を飲む機会もあって、そのときは友達の友達という感じでお話しただけだったけど、その方の人生を垣間見たり、家庭環境の問題なども知れたり俳優さんたちの熱の入った演技に魅了されてしまった。
コロナが始まって以降、人種差別や同調圧力など「多様性を認めない」流れだったのが、逆にそれが社会問題になって結果、多様性社会っていうのがニューノーマルになってるのはすごく嬉しい。私自身は「変わっている子供」として、小中高を過ごしてきたので「違って良い」っていうのが本当に嬉しい。

まだまだ苦しいことが続きそうなコロナ禍ではあるけれど、いろいろな光を見出すことができるのは明るい未来に進んでいることだって、少しほっこりした今週末でした。